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2013年10月29日

空堀界隈の続き

先日、空堀の古い建物の再生施設をご紹介しましたが、空堀界隈についてもう少し…。

空堀は、豊臣秀吉が大阪城を守るために築いた各方面の堀のうち、この空堀周辺にあった南惣構堀が水を入れない空(から)の堀であったことがことから付けられた地名で、いまは空堀商店街 ↓ が有名です。



でも、私が子供の頃に比べたらやっぱり活気に陰りが見えます。有名だからメディアに取り上げられることも多く、なんとか食い止めてる…という感じなのかな?

空襲で壊滅的な打撃を受けた大阪市内の中心部にあって、この辺りは奇跡的に被害を受けなかったため、随所に古い町並みが残っています。それが先日の三つの再生施設に繋がるんですが、残っているといっても新陳代謝の激しい大阪の町なので、他聞にもれずかなりの速度で侵食されています。高度成長期以降の時代の必然としてそうなったのでしょうが…。

空堀周辺は大阪市HOPEゾーン事業の実施地区のひとつに指定されています。HOPEゾーン事業とは、歴史的・文化的な雰囲気やまちなみなどに恵まれた地域を、居住地イメージを高めるモデルゾーン(HOPEゾーン)として位置付け、それぞれのまちの特性を活かしたまちなみづくりによって魅力ある居住地づくりをめざす…という事業です。ここ空堀地区のほか、平野郷地区、住吉大社周辺地区、船場地区、天満地区、田辺地区などが指定されています。




で、こんな「まちなみ修景補助制度」を利用したであろう、雰囲気のある改修を施した建物も少しずつ増えてきました。(確認した訳ではないので、本当にまちなみ修景補助制度を利用したかどうかは定かではありません。)

でも、新建材の建物が横に並ぶと、こっちの方がいい感じなのは歴然としているのに、新建材の住宅が減らないのはなぜなのでしょうか?

それはそうとして、もう少しだけ空堀界隈を歩いて写真を撮ってきました。

今日はもう時間切れだから、明日からね。
あまり良い写真は撮れなかったから、私の備忘録だと思って見てやって下さいね。




アーキスタジオ 哲 一級建築士事務所
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Posted by アーキスタジオ 哲 at 06:45Comments(0)大阪の建築と雑記帳