枝葉末節~アーキスタジオ哲 一級建築士事務所のブログ~ › 2012年03月
2012年03月31日
サンクンガーデンのカフェとパブ
淀屋橋から少し西に行ったところにあるHK今橋ビル。
大阪倶楽部の南側と言った方がわかりやすいかな。
ここの小さなサンクンガーデンが良い。
サンクンガーデンそのものは極普通なんですが、
上から覗いて、お~!と見入ってしまった。
あふれんばかりの緑たちのおかげで
構造物特有の無機質感が感じられず、
なんとも暖かい。
緑の底力を思い知らされたサンクンガーデンです。
下には、
OFICINA DEL CAFE というカフェと
ROYAL HAT というパブがあるみたい。
あとビルの地下入り口もあります。
カフェもパブも、まだ開店していませんでしたが、
開いていれば確実に引き込まれていました。



※サンクンガーデン
大阪倶楽部の南側と言った方がわかりやすいかな。
ここの小さなサンクンガーデンが良い。
サンクンガーデンそのものは極普通なんですが、
上から覗いて、お~!と見入ってしまった。
あふれんばかりの緑たちのおかげで
構造物特有の無機質感が感じられず、
なんとも暖かい。
緑の底力を思い知らされたサンクンガーデンです。
下には、
OFICINA DEL CAFE というカフェと
ROYAL HAT というパブがあるみたい。
あとビルの地下入り口もあります。
カフェもパブも、まだ開店していませんでしたが、
開いていれば確実に引き込まれていました。
※サンクンガーデン
2012年03月31日
2012年03月30日
千里阪急ホテル
千里では馴染みの深いシティーホテルです。
写真は西館。
外壁のテクスチャーやタイル貼の意匠が、
暖かさとやわらかさを感じさせてくれています。
好きなホテルのひとつです。
外観で言えば、
タイル貼のパターンが2パターンあって交互に貼ってあったり ↑ 、
一番上の写真に少し写ってるけど、
2階部分でも同じようにタイル貼に変化を付けてみたり、
車寄せの3連の方形屋根が傘のような骨組みになっていたり ↓ と、
ところどころで小技を効かせています。
これ見よがしなデザインでないところが好ましいと思います。
中庭の写真スポットがとても気持ちいいのが有名で、
結婚式の人気ホテルのひとつにもなっています。
また、このホテルのステーキハウスは抜群。
大阪市内のホテルに引けをとりません……(値段もね)。
長いこと行ってないけど…。
そんなに規模が大きくないのが、丁度いいんだと思います。
中はこんな感じです ↓ 。
設計:浦辺設計
構造:SRC造、RC造
規模:地上7階地下2階 延べ約27000㎡
竣工:当初は昭和45年
2012年03月29日
本願寺神戸別院
花隈駅の西側で、なんとも異様な雰囲気を漂わせている建物。
インドっぽい雰囲気がかろうじて仏教と繋がるのかな…と連想されますが、
やっぱり所謂お寺とは考えにくい。
頭が堅いのかな?
そういえば西本願寺の東側にも、
インド風(?)の本願寺の施設があったな…。
写真のデジタルデータがないので今度撮って来ます。
神戸別院は設計者は不詳ですが1930年の竣工。
1930年といえば昭和5年。
昭和5年の街並みに、
この建物はどんな風に映っていたのでしょうか?
尚、2枚目の写真の左下の方に見える銅像は、親鸞聖人だそうです。
2012年03月28日
清水寺で…
以前にご紹介した京阪中之島線の階段手摺 ↓ ですが、

同じものを京都の清水寺で発見。

この手摺、見た目の面白さだけかと思いがちですが、
実は結構優れものです。
だからこそ、清水寺にも使われているんだと思います。
今年の清水寺は、昨日現在で桜の「さ」の字もない状況 ↓ 。
桜を期待しているひとにはまだ少し早いようです。


桜にはまだ早いですが、春休みと言うこともあって、
清水坂はたくさんの人でした。

同じものを京都の清水寺で発見。
この手摺、見た目の面白さだけかと思いがちですが、
実は結構優れものです。
だからこそ、清水寺にも使われているんだと思います。
今年の清水寺は、昨日現在で桜の「さ」の字もない状況 ↓ 。
桜を期待しているひとにはまだ少し早いようです。
桜にはまだ早いですが、春休みと言うこともあって、
清水坂はたくさんの人でした。
2012年03月27日
太陽の塔が…

吹田のマンホールの蓋。(吹田市全域かどうかは確認していません。)
万博のシンボル「太陽の塔」が…。
廻りはおそらく市の木クスノキ、その周りが市の花サツキです。
太陽の塔のキャラクター化した図柄もなかなかGoodです。
2012年03月26日
古民家鑑定の講習会
昨日、京都府古民家再生協会南部支部主催の古民家鑑定実技講習に参加しました。
遠くは東京からも来られていたこの講習会、私自身の準備不足に加えて諸事情で頭も体も動きが鈍かったので(単なる言い訳)、個人的には自滅した感があります。
でも、大変いい勉強になりました。

こんな風景の程近くにある、

こんな古民家で、

こんな風に座学で学び、

こんな風に実技講習が行われました。

最後に参加者全員で記念撮影。
機会があれば、また参加しリベンジします。
※古民家鑑定とはその建物が移築や再生ができるコンディションにあるか、あるいは古材などの部材が再生可能な強度を有しているかなどの判定を行い、固定資産税の評価基準や不動産の鑑定評価とは別の判断基準での価値を表すものです。法的な証明ではありませんが、古民家の価値を文化的側面から考える機会になるものだと思います。
遠くは東京からも来られていたこの講習会、私自身の準備不足に加えて諸事情で頭も体も動きが鈍かったので(単なる言い訳)、個人的には自滅した感があります。
でも、大変いい勉強になりました。
こんな風景の程近くにある、

こんな古民家で、
こんな風に座学で学び、

こんな風に実技講習が行われました。

最後に参加者全員で記念撮影。
機会があれば、また参加しリベンジします。
※古民家鑑定とはその建物が移築や再生ができるコンディションにあるか、あるいは古材などの部材が再生可能な強度を有しているかなどの判定を行い、固定資産税の評価基準や不動産の鑑定評価とは別の判断基準での価値を表すものです。法的な証明ではありませんが、古民家の価値を文化的側面から考える機会になるものだと思います。
2012年03月25日
六角堂
六角堂。
いけばな発祥の地…らしい。
ここで変わってるなぁ…と感じるのは、
六角形という形もることながら、
境内を囲い込んでいないこと。
いけばな発祥の地だから、
北側の池の坊についてはわからないでもないが、
東側に隣接するビルからも直接境内に出入り出来るし、
シースルーのエレベータまであって、上から眺められる。
本堂の六角形と長方形が取り合う部分の屋根は、
そのシースルーエレベータから見ると、
想像以上に複雑になってることがわかる。
また、隣のビルとの間にある池では白鳥が泳いでいる。
六角堂の重厚な建物と人工的な池と白鳥、そしてその先のビルが、
なんとなく不思議な取り合わせに感じて、
私にはどうもしっくり来ない空間だった。







写真の白とびごめんなさい。
いけばな発祥の地…らしい。
ここで変わってるなぁ…と感じるのは、
六角形という形もることながら、
境内を囲い込んでいないこと。
いけばな発祥の地だから、
北側の池の坊についてはわからないでもないが、
東側に隣接するビルからも直接境内に出入り出来るし、
シースルーのエレベータまであって、上から眺められる。
本堂の六角形と長方形が取り合う部分の屋根は、
そのシースルーエレベータから見ると、
想像以上に複雑になってることがわかる。
また、隣のビルとの間にある池では白鳥が泳いでいる。
六角堂の重厚な建物と人工的な池と白鳥、そしてその先のビルが、
なんとなく不思議な取り合わせに感じて、
私にはどうもしっくり来ない空間だった。







写真の白とびごめんなさい。