2012年06月30日
島本町は水無瀬川?

山合いから川が流れてきて、手前の方に蛍が飛んでます。
水無瀬川がモチーフなのかな?
それと、木と花がデザインされてるから、町の木と花なのかな?
調べてみると、町の木は楠。花は山吹でした。
楠の方は微妙ですが、島本町のホームページで出ていた山吹の花がちょうどこんな感じでした。
町のアピールすべきポイントがずれてなくてとてもいい感じです。
・・・が、ちょっと複雑すぎるような気がしないでもない。
理解するのにちょっと時間を要しました。

はしご車はちょっと精悍な雰囲気で・・・。
大阪・吹田・千里ニュータウン/アーキスタジオ 哲 一級建築士事務所
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2012年06月29日
「徒歩帰宅者支援ルート」の設置が進んでいる。
徐々に進んでるようです。

別の場所にあったペイント。
(歩道橋の下にはまだないようなので、以前の疑問は解消されてないようだけど・・・)
災害用歩道照明灯。

最近良くある縁石で青く光る ↑ も関係あるのかな?
大阪府都市整備部 地震防災アクションプログラム
徒歩帰宅支援のためのみちづくり
に基づいて進められてるようです。
平事に普通に利用でき、かつ、最大の目的である有事に何の支障もなく活用できるよう、がんばって設置をすすめてください。
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2012年06月28日
ギザギザ手摺って・・・

同じものを京都の 清水寺 で発見し、
今度は北大阪急行(御堂筋線に乗入)の 桃山台駅 でも見つけました。
最初、この手摺は見た目の面白さだけのものかと思っていましたが、実際に使ってみると以外や以外、結構具合がいい。いろんな人に使いやすいユニバーサルデザインだと思います。
この手すりは持つ場所によって力が必要な方向が変わるため、年配の方や握力の弱い方、手摺で体を支える必要のある方などが、自分の力の入れやすい方向、体を支えやすい方向に力をかけることができます。もちろん、すべての条件に対応できるという訳には行かないかもしれませんが、一度使ってみると、通常の手摺に比べて握りやすかったり力が入れやすいのは明確です。
そんなことを考えていて、ふと気になったので調べてみると、
↓
↓
この手摺が既製品であることをわかりました。
やっぱりか・・・。
ニーズがあったから既製品になったのか、既製品があったからニーズが出たのかはわかりませんが、いずれにせよ、ちょっと気付くのが遅すぎた感は否めませんよね。(;´▽`A``
手摺って既にある建物には当然付いてるものなので、新築とか大改装がないと新しくしないもんね。だから、私は清水寺で発見するまでは、京阪中之島線でしか見たことなかった。
京阪中之島線の開業が2008年。
今まで気になったまま放っておいたからね。
こういう手摺を仕事で使うこともなかったから知る機会もなかったし・・・。
(思いっきり言い訳・・・)
ということで、私がこれ以上書くとすべて宣伝になっちゃうんで、
もっと知りたい人は ↓ のリンク先でどうぞ。
ちなみに、ギザギザ手摺じゃなくて、メーカー的にはくねくね手摺で、それにちなんだ商品名が付いてます。
http://www.qunetto.co.jp/index.html
私の説明よりもずっとわかりやすく、動画で解説してあります。
設置事例を見ると、既にあちこちいっぱいあるんですね。
上の3箇所もしっかり載ってました・・・(^▽^;)。
こうなると、敢えていうべきなのは欠点だと思うのですが、
滑らかさには劣るので、常に手摺に手を沿わせて移動する必要のある方には不便なのと、直線のものに比べると当然材料も多く必要だし、加工が必要な分高くつくのが難点なのかな・・・?。
後者はニーズが伸びれば変わってくるかもしれませんが・・・。
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2012年06月27日
元町から三宮へ遠回り vol.3
兵庫県庁へ行った帰りに元町から三宮までグルっと遠回りしました。
とりあえず南下して、2号線を左折、あとは旧居留地をうろうろ…で三宮へ。
計画的な行動ではないので、「なんであそこの写真撮ってないの?」というのが多々ありますが、とりあえず・・・vol.3。
向かい側に移転した「LOUISVUITTON 神戸店」。

どうなってるのかな?
ん?
こんな感じです。
夜はとてもきれいです。
旧居留地の下水道。
明治5年にこんな下水管があったことに驚きます。
大政奉還の5年後ですよ・・・。
チャータードビル。

列柱が質実剛健な雰囲気。「まじめ」って言う感じ。
現在はカフェなども入っているようなので、今度是非立寄ってみようと思う。
神戸市立博物館。
ここもちょっとお堅い感じ。
ドリス式のオーダーと銅製の庇の重厚感が博物館という用途にしっくり来る。
でも、元は銀行。
文字通り「重厚」な感じ。
旧居留地から出て、神戸国際会館。

震災で全壊し建替えられました。
この外壁を見て、私は連子格子を想像してしまったので和風ぽい印象を持っています。
縦ラインが建物のR形状を強調して、とてもきれいに見えます。
JR三ノ宮駅の屋根の鉄骨。

鉄骨のラインがきれいですよね。
今は型鋼を使うから味気なくなっちゃう。
全く関係ないですが、↑ を見て思い出したのが ↓ 。

サッポロビール園のジンギスカンホールです。
ビールとジンギスカンが最高においしくて、楽しい空間なのは当たり前ですが、
なんとなく建物の骨組みまで楽しいですよね。
ちなみに、全国区での人気は他社に先を譲るサッポロビールですが、
札幌ではサッポロビールが一番。
そして札幌で呑むとサッポロビールが一番うまい!
これも現地では当たり前の事実です。
話が逸れて終わりです。
LOUISVUITTON 神戸店
所在地:神戸市中央区京町25番地
チャータードビル
設計:ジェイ・ヒル。モーガン
竣工:1938年
施工:大倉土木
所在地:神戸市中央区海岸通9
神戸市立博物館(旧横浜正金銀行神戸支店)
設計:桜井小太郎
竣工:1935年、1982年増改築
所在地:神戸市中央区京町24
神戸国際会館
設計:日建設計、神戸市都市整備公社
施工:竹中工務店
竣工:1999年
所在地:神戸市中央区御幸通8丁目1番6号
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2012年06月26日
元町から三宮へ遠回り vol.2
兵庫県庁へ行った帰りに元町から三宮までグルっと遠回りしました。
とりあえず南下して、2号線を左折、あとは旧居留地をうろうろ…で三宮へ。
計画的な行動ではないので、「なんであそこの写真撮ってないの?」というのが多々ありますが、とりあえず・・・vol.2。
商船三井ビル。

頂部のR付のコーナーとアーチの三次曲線の装飾がすごい。
これは「華麗」っていう感じかな。

玄関周りにも三次曲線が。
しかも、波型ペディメント・・・って言おうと思ったらペディメントになってないな。


玄関周り同様、アーチ部分の細かい装飾が見事です。
「Dior 神戸」
鋲(?)で表現されたカナージュ。

旧居留地38番館。

黄色い(茶色い?)石の色がめずらしくて、かつその石のテクスチャーが魅力的で石の堅さを和らげている。写真ではわかりにくいかな?
この写真は、同じ建物に見えないぐらいに石の色が飛んじゃってる。
この色の違いが一見して他とちがう最大のポイントなのに・・・。
カメラのせい?・・・(ではない。)
「堅そうでやわらかい」感じ。
商船三井ビル
設計:渡辺節建築事務所
竣工1922年
施工:大林組
所在地:神戸市中央区海岸通5番地
Dior 神戸
所在地:神戸市中央区海岸通4番地新明海ビル
旧居留地38番館
設計:ヴォーリズ建築事務所
施工:竹中工務店
竣工:1929年
所在地:神戸市中央区明石町38
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2012年06月25日
元町から三宮へ遠回り vol.1
とりあえず南下して、2号線を左折、あとは旧居留地をうろうろ…で三宮へ。
計画的な行動ではないので、「なんであそこの写真撮ってないの?」というのが多々ありますが、とりあえず・・・vol.1。
まずはスタート地点。
兵庫県公館



やっぱりこれは押さえとかないとね。
旧神戸住友ビル

窓周りの細工がすごい。

でも全体はこんなにあっさり。
控えめだけど随所でパンチの効いてます。
神戸郵船ビル

ナイスポジション・・・信号柱。信号がなかったら困るもんね。
それにしてもこんなど真ん中に・・・。


玄関上は”波型ぺディメント”と勝手に呼んでます。

どっしり感に「風格」を感じます。
海岸ビル

ちょっと堅い感じの幾何学模様で、「堅物」っていう感じ。
ある意味、幾何学模様がすごく新鮮です。
この建物、腰巻保存の建物で、上の方にガラス張りの高層棟が見えます。
兵庫県公館
設計:山口半六
竣工:1902年
所在地:神戸市中央区下山手通4丁目4番1号
旧神戸住友ビル
設計:長谷部・竹腰建築事務所
施工:清水組
竣工:1934年
所在地:神戸市中央区栄町通1
神戸郵船ビル
設計:曾禰中条建築事務所
施工:大阪橋本組
竣工:1918年
所在地:神戸市海岸通1-1-1
海岸ビル
設計:河合浩蔵
竣工:1918年
施工:竹中工務店
所在地:神戸市中央区海岸通
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2012年06月24日
環境配慮型のダブルスキン
タチカワブラインドのビルです。
でも、ビルを発見したわけではありません。

何を発見したかというと、

↑ これ!
わかり難い?
↑ じゃあ、コレ!!
もっと、わかり難い?
だったら、拡大して、

↑ これ!!!
そうそう、ガラスのカーテンウォールの下端に開いた窓。
このカーテンウォールはガラスのダブルスキンになっていて、直射日光を中に見えるブラインドで止め、温まった二枚ガラスの間の空気を上から抜く為の給気窓が下端で開けてあるようです。だから、当然上も開いてるはず。空気が温まってるから上昇気流となって、上下を開けるだけで勝手に空気が流れてくれます。
夏場は空気を通して熱抜きし、冬場は空気を止めて集熱するという仕組みです。

こっちから見たガラスの厚みが空気層の厚みなんでしょうね。
タチカワブラインドのホームページに少しだけ紹介してありました。
「省エネルギー効果を追求した環境配慮型ビルで、日本の伝統的意匠をモチーフに、内外装を施しました。日射が強い壁面の外装には、電動タテ型ブラインドを内蔵したダブルスキン(西面)と、障子をイメージした電動可変式パネル(南面)を採用しました。夏季はサッシ内の熱くなった空気を自然換気により取り除くことで冷房負荷を低減し、冬季には遮蔽空気層による暖房効果が得られます。」 (http://www.news.blind.co.jp/release/index.php?itemid=63 より引用)
「日本の伝統的衣装をモチーフに」というところと、「障子をイメージした電動可変式パネル」と言うところが、実際の建物を外から見ただけではちょっとわかり難いけど、ダブルスキンの考え方は概ね想像通りでした。
この説明によると、南側の壁面(一番上の写真の右側の壁面)と西側の壁面(一番上の写真の左側の壁面)は仕様が違うようです。確かに南側は一番下までカーテンウォールが下りてるから下端の窓はないけど、外から見ただけでは仕様の違いまではわかりませんでした。
タチカワブラインド大阪支店
基本設計・監修:三菱地所
設計・施工:大林組
竣工:2009年
所在地:大阪市北区中津2-3-5
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2012年06月23日
建物の姿が見えない青山ビル
この蔦は甲子園の蔦を株分けしてもらったものだそうです。
言われてみれば似てる・・・って、蔦はみんな似てるけどね。


何枚の写真を載せようが、建築自体の立面は一切わかりません。
いやいや、この蔦が茂ったものが立面なんです。
まぁ、いろんな意見はあるでしょう。
蔦は茂っていますが、なんとなく壁面の凹凸は見えます。
いくつかバルコニーがあるようです。
が、今の時期は推測するしか出来ません。
蔦が茂ったこのビルの前を通ると、「建築の立面って・・・」と考えてしまうことがあります。この一面の緑の前にはどんな立面でも説得力に欠けてしまいます。
が、難しい事は抜きにして、建物の外観が見たい方には裏技をご紹介します。
googleのストリートビューを見てください。
今日現在、見れる画像は冬場に撮影したもののようなので建物の外観が見えています。
節電という言葉がマインドコントロールのように脳にインプットされつつある昨今ですが、この蔦による壁面緑化も非常に有効なアイテムのひとつです。屋上緑化と同じく遮熱性能は高いですし、都心のヒートアイランド現象の防止にも有効です。特に、西側の壁面にあると非常に効果的です。
但し、問題は蔦・建物ともにメンテナンスが大変なこと。あと、植物ですから虫や小動物たちも付き物ですね。それが克服できるのであれば、味があるし最高のアイテムでだと思います。
こればっかりが並んでしまうとビルが特定できなくて困るけど、時々こういうビルがあると、街並みに緑のやわらかさが付加され、かつ壁面に変化が生まれて楽しいですね。
青山ビル(旧野田家住宅)
所在地:大阪市中央区伏見町2丁目2-6
構造・階数:鉄筋コンクリート造、地下1階地上5階建
施工:大林組
竣工:1921年
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2012年06月22日
なんかかわいい 水口弥
なんかかわいらしくて、惹かれるものがあります。

のれんとか座布団とかを製造販売している会社です。
はじめて見た時、ライトのモリス商会みたい…って思いました。
でもね、ぜんぜん違うんです、モリス商会とは・・・。
似ても似つかない外観・・・おかしいなぁ。
なんでそんな風に思ったのかな?
ちなみに ↓ がモリス商会。サンフランシスコにあります。
これも、大好きな建物です。

十数年前の写真です。
ね、全然違うでしょ。色も形も。
なんでこれを似てると思ったんでしょうね。
実は、言葉にはし難いんだけど、私の中ではなんとなくわかってます。
外観も何もかも違うんだけど、
見た印象とか、感じた印象とか、全体の雰囲気とか、なんかそういった漠然としたその建物から感じる空気感みたいな物が似てるって感じたんだと思うんです。他の人は全く違う感想かもしれないし、私も次にもう一度モリス商会をみると違った印象を抱くかもしれないけれど・・・。
で、水口弥。
余計な物がないし、すごくまとまってると思います。
入り口の大きさといい、芯ずれといい絶妙な感じがします。
機能から芯ずれしてるのか、デザインで芯ずれさせたのかはわからないけど、
作為が見えないのがいいんだと思います。
ん?ここだけ読んだらモリス商会にも使えそうだな・・・ということはやっぱり似てるのかな?
アーチのキーストーンには「さ」とあります。なぜ「さ」なのかは知りません。
赤色テントとそこからぶら下がってるビニールのカーテンは、たぶん商品を店先に陳列してるときの雨よけだと思います。

隣の蔵も水口弥。
なんか、この二つの建物の並びも素敵です。
赤いテントがちょっとだけ蔵の方にかかってるだけですが、
それだけで連続感が生まれ、全く外観の違う建物がつながった感じがします。
すごいぞ赤テント。
夢想工房 水口弥
所在地:京都市中京区高倉通錦小路上ル貝屋町558-1
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2012年06月21日
メーカーの撤退

今まで使ってたものは、東芝製。
10年使いました。
よく働いてくれましたが、(サービス曰く)ヒーターが潰れた・・・らしく、動かなくなってしまいました。
部品交換も考えましたが、古い機種で部品がなかなかない上に、部品代+技術料+出張料などで買い替えの金額に近づいてくるし、他の部品もそう長くはないようなので、買い換えることにしました。
買い替えに際して機種や価格を調べはじめて、数年前まで大手電器店では透明ボディーのデモ機が必ずデモンストレーションしていた食洗器が隅っこに追いやられ、多くのメーカーがこの商品から撤退していることを知りました。電器店の話では、マンション等では食洗器はビルトインの時代になっているので、据え置き型が売れなくなった・・・ということでした。たしかに据え置き型はキッチンカウンターの上を占領し目障りではありますが、ビルトイン型とはその価格差も大きく、なんといっても設置や撤去が手軽です。また、ビルトインしてある家庭ばかりではないので、据え置き型のニーズはまだまだあるように思うのですが、現実に4~5人家族用のものの選択肢はパナソニック製しかないといっても過言ではないような状況です。
だから今度のはパナソニック製です。
でも、今回はまだパナソニック製がありましたが、次に買い換えるときにはどうなってるのでしょうか。
機械物なので、必ず壊れます。これは避けられません。
売れない商品を作り続けるメーカーがないこともわかっています。
ただ、壊れたときの選択肢をちゃんと残しておいて欲しい・・・と常々感じます。
過去にもこんなことがありました。
例えば、以前我が家ではNECのAtermWM56という無線モデムを使って、使わなくなったPHSを家庭用電話の子機として使っていた。これがなかなか便利だったのですが、ある日PHSの電池が駄目になって買い換えようと思ったら、NECがサポートをやめていて子機登録できる機種が特定できなくなっていた。片っ端から試すわけにも行かないので、あきらめて子機つきの電話機を購入した・・・とか。
話がちょっとマニアックでわかりにくかったですか?
とにかく、数え上げればきりがない。
ちょっと視野を拡げてみると、建築材料でも同じことが言えますよね。補修する際に同じ材料がなくなってる・・・とか。
これとはちょっとちがうかな?いつも頭を悩ませてるもんで、ちょっと愚痴・・・。
メーカーに切り離されるとどうしようもない。
一消費者としての意見です。
これが今の世の中の潮流で、それを当然のように感じている部分もあります。
また、最初からそうなりそうな商品を選ばなければいい・・・ともいえます。
・・・が、本当にこれで良いのかは疑問です。
建築もかつてはスクラップアンドビルドの消費サイクルの渦中にありましたが、変わってきました。家電の今後はいったいどう流れていくのでしょうか?食洗器のような、あったら便利だけどなくてもなんとかなる…というような商品は、淘汰される道しか残っていないのでしょうか?
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