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2012年07月23日
かわいい茶室~「高台寺」 その1
秀吉とねねの寺として知られる高台寺。
秀吉を弔うために妻のねねが開創したお寺です。
柱の重量感がものすごいです。
瓦の釘はなんでみんな同じ長さだけ打ち込まずに残してるのかな?
中に入って最初に見えてくるのが、この茶室 遺芳庵。
吉野窓と方形の茅葺屋根がなんともいえずかわいらしいお茶室です。
プロポーションもいいし、小さな屋根にいろんな材料が使ってあるにも関わらず、うまくまとまってます。
いやぁ~、いつ見てもいいなぁ!この茶室。
なんども振り返りながら感心していたら、鬼瓦席をいつの間にかスルーしてしまっていました。だから鬼瓦席の写真はなし。
観月台は三方に唐破風をつけた建物で、ねねが亡き秀吉をしのんで月を眺めたとか・・・。
写真ではわかり難いですが、ここは渡り廊下の床から一段上がっています。外から見ると、渡り廊下のような流れのある空間にこういった建物が挿入されるだけで、空気の澱み…のようなものが感じられます。
下から2枚目の写真手前が小堀遠州の庭園。もう少し右向きでいいアングルになるんですが、今回は写真が悪かったので割愛。すいません。
<つづく>
鷲峰山 高台寺
所在地:京都市東山区下河原通八坂鳥居前下る下河原町526
秀吉を弔うために妻のねねが開創したお寺です。
台所門
柱の重量感がものすごいです。
瓦の釘はなんでみんな同じ長さだけ打ち込まずに残してるのかな?
庫裏
中に入って最初に見えてくるのが、この茶室 遺芳庵。
遺芳庵
吉野窓と方形の茅葺屋根がなんともいえずかわいらしいお茶室です。
プロポーションもいいし、小さな屋根にいろんな材料が使ってあるにも関わらず、うまくまとまってます。
いやぁ~、いつ見てもいいなぁ!この茶室。
なんども振り返りながら感心していたら、鬼瓦席をいつの間にかスルーしてしまっていました。だから鬼瓦席の写真はなし。
偃月池と観月台
観月台は三方に唐破風をつけた建物で、ねねが亡き秀吉をしのんで月を眺めたとか・・・。
写真ではわかり難いですが、ここは渡り廊下の床から一段上がっています。外から見ると、渡り廊下のような流れのある空間にこういった建物が挿入されるだけで、空気の澱み…のようなものが感じられます。
下から2枚目の写真手前が小堀遠州の庭園。もう少し右向きでいいアングルになるんですが、今回は写真が悪かったので割愛。すいません。
<つづく>
鷲峰山 高台寺
所在地:京都市東山区下河原通八坂鳥居前下る下河原町526
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