2012年03月19日

旧中西家と岸辺のトンネル

旧中西家と岸辺のトンネル

旧中西家住宅(吹田吉志部文人墨客迎賓館)です。
重厚な佇まいが歴史と伝統の深さを感じさせます。
が、ここの見学は申し込み制。
行き当たりばったりで散策する私にとって、この申し込み制という制度はかなり敷居が高く、ちゃんと見学した事がありません。
写真は、中が見れないのはわかっていながら外観だけでも…と行ったときのものです。

吹田市観光ウェブによると、

江戸時代の学者で漢詩人でもあった廣瀬旭莊が「其宅華麗 殆類候居(華麗で、諸候が住まう家のようだ)」と讃えた旧中西家住宅は、文化財を吹田市のために役立てたいという中西家の御厚志により、平成19年(2007)年1月22日に家具や調度品、絵画や古文書などの文化財とともに、吹田市に寄贈された物です。
<中略>
約1,000坪の屋敷地に、文政9(1826)年建築の主屋、長屋門、内蔵(米蔵)、キザラ(木小屋)などの建物が建ち、江戸後期の大庄屋の屋敷構えを、ほぼ当時のまま伝えています。
また主屋前面に造られた庭園は、作庭の位置や造園の技法に特色をもっていて、希有なものといわれています。
旧中西家住宅のほぼ全ての建物は、吹田市指定有形文化財に指定され、同時に国の登録有形文化財に登録されていて、吹田市の長い歴史と深い文化を伝える貴重な建物です。

といった建物です。

旧中西家と岸辺のトンネル
旧中西家と岸辺のトンネル

立派な長屋門です。


で、この旧中西家に行くにはJR岸辺駅から歩くのが一番ちかいのですが、
そのときに通らなければならないのが ↓ の地下通路。

実際の長さはわかりませんが、感覚的には300~400mぐらいはありそうで、
全力疾走で全長を走りきるのは私には無理だ…と感じるぐらいの長さです。
女性のみならず、ここを夜に通るのは気持ち悪いかもしれません。
これだけの地下通路は珍しいのではないでしょうか?

こちらも一見の価値ありです。

旧中西家と岸辺のトンネル

ちなみに、先日の国立循環器病研究センターの吹田の移転候補地は、
この通路の南西側になります。



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Posted by アーキスタジオ 哲 at 06:03│Comments(0)大阪の建築と雑記帳
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