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2013年05月17日

この下に本堂が…~本福寺水御堂

ずっと前から行こう行こうと思いながらなかなか行けなかった、本福寺水御堂。
やっと見てきた。
雑誌で見てからもう22年も経つのか…。

外部だけを見ると、これといってどうということはない。
この日は雨だったけど、他と変わらないドライな建築。



二枚の視線をコントロールするための壁が建っていて、



回り込むと池が現れる。

写真は3月。当たり前だけど、池にはまだ蓮の葉が開いてない。
それだけで、なんだかちょっとがっかり。



それほど深くない池の




真ん中の階段が降りて行くと。



この池の下に本堂がある…なんて誰も思わないよね。

この建物は、一階にアプローチして地下に下りると言うよりは、階段の上に立った時の感じでは二階にアプローチして一階に下がる…っていう方が受け入れ易いのかな?…と思った。階段の向こうの景色は随分低いところにあるしなぁ…。
そう考えると、地下に本堂があるよりは、一階に本堂があってその上に池があるっていうイメージの方がなんとなくすっきりと受け入れられる…ような気もする。
気持ちの問題だけだけどね。


それと、この池の景色はどこかで見たなぁ…と思ったら、
そうそう、フォーシーズンズホテル バリ アット サヤン ↓ 。






スケールはこのホテルの方が大きいのかな?
でも、池の感じがそっくりでしょ。

今回は水御堂をみてこのホテルを思い出したけど、このホテルに行った時は「これは水御堂」やな…って思ったもんね。

ちなみに、水御堂が1991年竣工。一方のフォーシーズンズホテルはイギリス人のジョン・ヘアという建築家らしいが1998年竣工。
このデータに深い意味はありませんが…。

今日はここまで。
バリの写真を探すのに時間掛けちゃったからね。
内部は明日。

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Posted by アーキスタジオ 哲 at 06:40Comments(0)兵庫の建築と雑記帳