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2013年08月05日

吹き抜ける風が気持ち良かった。~今西家書院

行ったのは4月の終わり。
夏のような日差しの中でも、大きな屋根に守られた室内を吹きぬける風はまだ春。それがこのぬれ縁 ↓ や、

吹き抜ける風が気持ち良かった。~今西家書院
吹き抜ける風が気持ち良かった。~今西家書院

この座敷 ↓ や、

吹き抜ける風が気持ち良かった。~今西家書院
吹き抜ける風が気持ち良かった。~今西家書院

このぬれ縁 ↑ でとても心地いい時期でした。

吹き抜ける風が気持ち良かった。~今西家書院
吹き抜ける風が気持ち良かった。~今西家書院
吹き抜ける風が気持ち良かった。~今西家書院
吹き抜ける風が気持ち良かった。~今西家書院
吹き抜ける風が気持ち良かった。~今西家書院

私の中では、すごく気持ちがいい記憶が残っているので、この写真を見ただけでもその気持ちのよさが蘇ってきます。
私がそうなので皆さんにも味わって戴こうと、敢えてこの時期にUPしてみましたが、開放感のある涼しげな写真がほとんどないので、やっぱり無理でしょうね。

今、あなたがいるその環境がすごくエアコンの効いたところならそんな気にもなるかもしれませんが、そうでなければやっぱり暑い。そんな風にあなたが今いる環境が大きく左右しそうな気もしますが…。

気候は別にして、重厚さと華奢さを併せ持つ、心地いい建物でしたよ。

以下、今西家書院のホームページよりの転載です。
今西家書院は永く興福寺大乗院家の坊官を努められた福智院氏の居宅を大正十三年に今西家が譲り受けました。一説には大乗院の御殿を賜わり移建したとも伝えられています。昭和十二年八月二十五日、京都の二条陣屋、大阪の吉村邸と共に民間所有の建造物として初めて国宝の指定を受けました。
 江戸時代に一部改造が行われていると理由で戦後、重要文化財となりましたが、銀閣寺の東求堂と同じく室町中期の書院造りの最も古い遺構を残しているといわれています。昭和十三年には柱全部に根継ぎを施し、北側庇及び屋根の葺替えが行われました。昭和五十三年九月から五十五年四月まで大規模な解体修理を行い、現在に至っています。
 書院造りは上段・中段・下段と部屋に段差が設けられ、柱の面取りが室町時代の特色をあらわしています。





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