2012年09月02日

計画不足の鹿児島行・・・№ 6

「霧島」

イッシーと会ったあと、海岸沿いの道と高速道路を一気に北上し、霧島へ。

高速道路のSAで、みんながから揚げを食べてるから息子に買って行ってやろう…と買いに行くと、から揚げがない。それらしいのを探すと、なんとさつま揚げ。みんな、ローソンのからあげクンを食べるようにさつま揚げを食べる風景。なるほど、ここは鹿児島だもん。
結局、さつま揚げは買わずに霧島到着。

霧島と言えば、去年爆発した新燃岳が記憶に新しい。そんな山のすぐ近くにいるという自覚はないが、地図で見るとほんとにすぐ近くです。
ということは、ここでも雲だと思っていた空に浮かぶ塊が、煙だった…ということも考えられる。

今は、見る限りでは、すっかり落ち着いて ↓ のような湯煙の煙る穏やかな町なんですが…。

計画不足の鹿児島行・・・№ 6

当たり前か、爆発したのは近くの山で、ここではないからね。
そして、ここからでも、ちゃんと桜島が見えます。

住所は牧園町高千穂ですが、あの高千穂とは関係ないようです。

計画不足の鹿児島行・・・№ 6

車を下りるまで気がつかなかったが、山…ということもあってかなり涼しい。
このあとプールに入る予定なのにな。
鹿児島=南国というイメージからか、こんなに涼しいとは予想していなかった。こんなことなら、指宿であのきれいな写真が撮れたプールに入ってから霧島に向かうべきだった…と後悔したが、もう来ちゃったからしょうがない。そういえば、長崎鼻の売店のおじさんが「霧島は涼しいよ」と言っていたな。でも、あの時点で昨日のホテルはチェックアウトしたあとだったしなぁ。


泳ぐ前に、腹ごしらえ。

当然温泉卵も ↓ あるが、

計画不足の鹿児島行・・・№ 6
計画不足の鹿児島行・・・№ 6

 ↑ こんなものまで温泉の蒸気で蒸している。
温泉スイートコーンに、温泉ソーセージに、温泉さつまいもか…。
興味はあるが、ここは普通に喫茶店で軽食を。

昼食後は予定通り、ホテルのプールで泳ぐ。
「泳げるところ。出来れば海がいいけど、プールでもいいよ。」
これが息子の旅行の条件。だから、これは何があってもはずせないポイント。
寒くて冷たいけど仕方ないな。

子供達は「冷たい!」といいながらも何の抵抗もなくすぐに水に入ったが、こっちは水が冷たくて入れない。奮起して、入ってしまったら今度は出れない。
子供ってすごいなぁ。

計画不足の鹿児島行・・・№ 6

寒いから…と家内はプールに入ることをあきらめ、続いて娘も早々にプールから引き上げていった…が、息子はまだまだ遊ぶ気満々。私も早々にあきらめたかったが、そういう訳にも行かず、遊んだ。

私と息子がプールに浸っている間に、女性軍はホテルを出て土産物の物色に行った。そして、物色に行った娘から ↓ の写メが来た。
彼女の名誉のために言っておきますが、携帯のカメラで撮ったメール添付用の解像度の低い写真を拡大したのでちょっとぼけて見えるが、写真がぼけていた訳ではありません。

計画不足の鹿児島行・・・№ 6

それにしても、さすがわが子だ。

で、これは霧島市牧園町のマンホール。例の如く調べてみると、
町の鳥のホオジロがタクトを振って、町の花のミヤマキリシマが楽しそうに歌ってる。そんな図柄です。楽しそうなところがGOODです。

話が逸れますが、彼女はこの夏休みの始めの頃に林間学校に行ったときにも、「カメラを持ってる子にマンホールの写真とってもらったよ」…って言ってた。その写真も先日手元に来たのでUP。それが ↓ 。

計画不足の鹿児島行・・・№ 6

白川郷。
一目瞭然。すばらしいの一言。
さすがに強力な ”売り” があるところはちがうなぁ。

娘よ。そして、娘の友達もどうもありがとう。

戻します。
プールのあと必ず活発になる私の鼻炎は、この日の寒さが手伝って超活発に…。鼻炎薬を忘れたのもあって、結局この日中ズルズルとしんどい思いをするはめになってしまった。

ホテルの施設の印象は前日の指宿とさほど変わらないが、中国語は聞こえてこない。
さすがに中国の方々はここまでは来ないのか、温泉町には興味がないのかはわかりませんが、とにかく言葉と声に圧倒されることはない。

夕食はバイキング。おかげで落ち着いて食べることが出来た。味も良かった。
今回の旅行は、二泊とも施設的には決していいとは言えないが、料理はそこそこのホテルでとても美味しかった。このレベルがそこそこだと必然的に満足度が上がる。

ただ、この日は鼻炎だけが…。

そうそう、ひとつ気になったのは温泉の温度。コレが私には低すぎた。もともとカラスに近い方なので、長く浸かっているのは苦手。これで温度が低いとなるとつらいものがある。おかげで芯から温まった…という気持ちにはなれなかったので、プールで冷え切った体の芯がなかなか温まらない訳だ。そういえば、サウナでは汗をかいたけど、お湯に浸かってても汗が出なかったなぁ。

鼻炎がしんどいのと一杯呑んだのとで、前日よりも更に早く就寝。
おやすみなさい。


そして最終日。

当然の成り行きとして、翌朝は更に早く目が覚めることになった。

朝方から窓の外で光る雷鳴を見つめ、写真に納めようとしたが失敗。
その後も雷を見ながら、じっと大浴場が開く時間を待った。
時間の少し前に行き、一番乗りの朝風呂。
まだ、鼻が完調ではなかったので体を温めようと思って珍しく行った朝風呂なのに、例の如く芯までは温まらなかった。

降りだしたのは明るくなるちょっと前だったと思う。天気予報ではこの雨は山の上だけみたいだったので、初日に食べそこねた黒豚トンカツを食べるのと西郷さんに会うために鹿児島市内まで一旦下りる予定の私達にはあまり影響ないだろう。空港の住所は霧島市なのでまた戻ってくることになるが、この雨の中で霧島周辺を観光するよりはマシだろう。やっぱり、計画性が乏しい旅行だったから無駄が多いな。

鹿児島市に向かう途中で、竜馬とお龍に会った。

計画不足の鹿児島行・・・№ 6

今ではこの温泉にその風情も面影もないが、日本人で初めてといわれる新婚旅行を兼ねてここで湯治をしたらしい。一昨年の竜馬伝でもそんなシーンがあったはず。当時はひなびたいい感じだったんだろうなぁ…。

計画不足の鹿児島行・・・№ 6

ひなびた感じだったということが、 ↑ の川の写真をみるとなんとなく想像出来る。川の左側の土手の上で、

計画不足の鹿児島行・・・№ 6

足湯の奥に見えるコンクリートの建物が、今の「塩浸温泉」。
たぶん、あの建物がもともとあって、一昨年の竜馬ブームで足湯と銅像を付け足したんだろうな。でも、何を求めているのかさっぱりわからない。雨が降ってるとはいえ、足湯の上のこのテントだってどうなの?
観光地として売り出すなら、これではつらいと思います。

加えて、細かい事は書かないが、ここの駐車場のガードマンが偉そうだったのでここのポイントはかなり低いです。指示するにしても指示の仕方があると思うし、何よりももう少しあなた自身が動いた方がいいと思いますよ・・・。

これで霧島を離れることになるが、よく考えると霧島では観光らしいことといえば、この竜馬とお龍にあったことぐらい。でも、今回の旅行ではコレで精一杯。砂蒸し風呂と同じで、見たいと思えばまた来ればいいしね…。


<つづく>




アーキスタジオ 哲 一級建築士事務所
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Posted by アーキスタジオ 哲 at 06:15│Comments(0)独り言
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