2012年08月12日

生駒のとあるお寺ですが・・・

毎年、この時期を含めて何度か訪れる生駒市内のとあるお寺。

生駒のとあるお寺ですが・・・

今にも降り出しそうな天気だったので写真がちょっと暗めですが、前回訪れたときに工事中だった本堂が、桧の香りも芳しくキレイになった姿を見せていました。

生駒のとあるお寺ですが・・・

これが本堂の全体像です。

正面の虹梁、蟇股、斗栱、コーナー以外の柱は元の部材のままで、新しいものとは色目がちぐはぐになってますが、このちぐはぐさがバランス良く配置され、逆に好ましく見えました。今はちぐはぐに見える木の色目ですが、時間の経過とともに少しずつ焼けてきて、次第に馴染んで来ます。こんな時間軸までも取り込んだ考え方がすばらしいと思います。

生駒のとあるお寺ですが・・・
こんな雰囲気ね。

ですが、これってスクラップアンドビルドが当たり前だった頃には忘れていただけの、建築の本来あるべき姿なんです。ストック型の社会への以降とともに、寺社建築に限らずこういうリフォームが増えていくべきだと思いますし、増えていくと思います。


このお寺、いつも何気なしに見ていただけですが、

生駒のとあるお寺ですが・・・

山門の屋根の鬼瓦や鯱達もいい表情をしていました。




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Posted by アーキスタジオ 哲 at 06:15│Comments(0)建築独り言
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