2012年04月02日
適塾
先日、ちょっと時間に穴が開いたので、
時間調整のため、近くにある「適塾」を何十年ぶりかで見学しました。
近くまでは週一ぐらいでいってるのになぁ…。







わたしは洪庵自身よりも、
大部屋の与えられたスペースで必死に勉強する姿、
ヅーフ部屋で必死にオランダ語の辞書である「ヅーフ・ハルマ」を書き写す姿、
勉強の合間に血気盛んな気持ちを抑えきれずに、柱に刀傷をつける姿など、
塾生たちの暮らしぶりが目に浮かぶようでした。
歴史的な建造物は歴史の教科書に出てくるような人々と、
時間差こそあれ、空間を共有できることにその重みを感じます。
触れたかもしれない、座ったかもしれない、
そんな部位を体感できるということはものすごいことだと思います。
いや、それが歴史上の人物であるかどうかに関係なく、
古い建物には、
その建物に携わってきたすべての人々の思いが積み重なっています。
単なるノスタルジーではなく、
建物を解体するときには、そこをよく考える必要があると思っています。
時間調整のため、近くにある「適塾」を何十年ぶりかで見学しました。
近くまでは週一ぐらいでいってるのになぁ…。

わたしは洪庵自身よりも、
大部屋の与えられたスペースで必死に勉強する姿、
ヅーフ部屋で必死にオランダ語の辞書である「ヅーフ・ハルマ」を書き写す姿、
勉強の合間に血気盛んな気持ちを抑えきれずに、柱に刀傷をつける姿など、
塾生たちの暮らしぶりが目に浮かぶようでした。
歴史的な建造物は歴史の教科書に出てくるような人々と、
時間差こそあれ、空間を共有できることにその重みを感じます。
触れたかもしれない、座ったかもしれない、
そんな部位を体感できるということはものすごいことだと思います。
いや、それが歴史上の人物であるかどうかに関係なく、
古い建物には、
その建物に携わってきたすべての人々の思いが積み重なっています。
単なるノスタルジーではなく、
建物を解体するときには、そこをよく考える必要があると思っています。
Posted by アーキスタジオ 哲 at 06:05│Comments(0)
│大阪の建築と雑記帳