2011年11月17日

細部について

この建物に限らず、
この時代の建築のディテールは迫力すら感じる。
これが、この時代のある種の情熱なんだろうな…と思う。

「時代」と言ってしまえばそれまでなんですが、
現代の建築に携わってる人でここまでやり切れる人はどれぐらいいるのだろうか?
建築に携わってる人というのは、
設計だけでなく、施主も職人も含めてのことです。
施主はここまでを求める人が少ないだろうし、
設計や職人は当然、技術的な問題です。

実際、私が出来るか?と問われたら、経験がないから即答出来ない。
一つ一つの小細工は出来るだろうが、果たして全体が見えるかな?
まとめられるかな?と考えてしまう。

話はそれますが、
最近、いわゆる「近代」という時代の建築のディテールを見ると、
使われた素材は違うけれど、
若林広幸さんや初期の高松伸さんの作品が頭に浮かぶことがある。
私だけでしょうか?

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Posted by アーキスタジオ 哲 at 17:43│Comments(0)大阪の建築と雑記帳
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