枝葉末節～アーキスタジオ哲 一級建築士事務所のブログ～

6年生の娘が一学期に修学旅行で広島へ行ってきた。

彼女はそれ以降、広島に関心を示すようになった。



そして今日は広島の日。



朝8時から、特別番組を見て、8時15分から黙祷。

娘がいなかったら、日常に流されて、

あまり気に留めていなかったかもしれない。



私は、正直言って、原発には賛成ではない。

かといって、私も多聞にもれず電気を使うことに慣れてしまった現代人です。

だから、一概に原発をすべて停止させましょう…と言うことは言い難いのが現実です。



ただ以前から、止めた原発を安定させるのに、

水で冷却し続けて、何年もかかるということには疑問を持っていました。

それがなぜ安定停止なのかがよくわかりません。

停止命令で停止して、

そのまま何もせずに収束して行かないことには、安定停止とは呼べないような気がします。

そして、その水をまわし続けるための電源が喪失することは有り得ないとしてきた

電力会社や政府や安全委員会の方々の甘い考えには憤りさえ感じます。



今年はそんな原発事故のこともあって、

原子力とか、放射能汚染といことを真剣に考えざるを得ない年になった。

今のところ、これ！という代替案はないけれど、

みんなで考えて、みんなで良い方向に向かうよう努力することが大事なんだと思う。



今後も、一部の利権者の偏った意見に流されてしまっては取り返しの付かないことになるから。