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2017年06月30日

そのまま使うこと

そのまま使うっていうのは、

なにも使いにくいままに使うことではありません。

使いにくいところは使いやすいように直せばいい。


ただ、特にデザイン的な部分になるのかもしれませんが、

中途半端に手を入れることの怖さっていうのがあります。


かえって変な空間になってしまうという緊張感だったり、

細部の納まりになるともっと不可思議なものになりかねない。

それを避けるための、そのまま使いましょう…という提案です。

機能性は、直せることは直せばいい。





でも、よく考えてみると、

そんなデザインっていっぱいあるんですよ。


逆のパターンだと、

コンクリート打ち放しのcafeとか、異人館のような洋館で、

着物を着た女性たちがコーヒーのんでる…とかね。


その着物は、もともとおばあさんやお母さんのものだったかもしれない。

それを仕立て直してきているとしたら…。


建築だって、古民家だって、同じ考え方が出来るはず。

それでまた、選択肢が増えます。

可能性が広がります。


使いにくいまま使う必要はない。

今の使いかたとして、使いやすくしたうえでそのまま使えるところは使う。


昨日、一昨日のブティックやcafeのケースは、

景観規制とかの条件からの発想なのかもしれませんが、

そのまま使うっていう考え方の方が、本来は自然なんだと思います。






アーキスタジオ 哲 一級建築士事務所
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Posted by アーキスタジオ 哲 at 07:18Comments(0)独り言