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2017年06月29日

タイミング

昨日のエルメスに続いて、

清水寺の近くに、畳で飲めるスタバがオープンするとか…。

たしか、明日だったかな?オープンは…。

あのあたりも昨日の空間に近い、錯覚に陥る場所の一つですけどね…。


で、昨日と今日の話、私にとっては、

和風の建物でも、意匠的にブティックやcafeは全く問題ないですよ

…っていうことが立証されていくような感覚です。


というのは、ちょっと後出しジャンケンみたいな話ですが、

実は私、15年くらい前に

和風の建物のままでのブティックやcafeの提案をしたことがあります。

蔵cafeが話題になる前に、蔵をcafeにする改装する案も提案してましたしね。



<蔵cafeの提案>


今回のブティックやcafeは、

景観規制の厳しい地域だから実現した話のように思います。

そして、世界的な有名店がそうすることで、市民権が得られてくる。


私の提案の場合、景観規制の厳しいところじゃなかったし、

既存の建物が結構傷んでいたので、

クライアントから「なんで?」っていう顔をされましたし、

有名なお店ではなかったので、

「みんなに認知してもらえない!」

…ということであえなく撃沈!

そんな過去が蘇ってきました。

あの時に、あそこにこんなお店がありますよ…って言えたら、

結果が変っていたかもしれません。

少々傷んでいたけど、いい建物だったんですけどね。


このブティックとか、このcafeが当時の私に依頼してきたら、

15年くらい前に、実現してたのにな…って。

そんな妄想をする訳ですが、

大丈夫、ちゃんとわかってます。

私の提案には何かが足りなかったということぐらい…。


それと、今だから実現し、話題になっているんですが、

15年前だったら、見向きもされなかったかもしれません。


要は、タイミング。

古民家を取り巻く環境がどんどん変わって来ているように、

環境が変わって、社会が変わったからこそ、

受け入れられたっていうことが世の中には沢山あります。


だから、ようやく時代が私の提案に追い付いてきた

…ということにしておいて下さい。m(_ _)m






アーキスタジオ 哲 一級建築士事務所
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Posted by アーキスタジオ 哲 at 06:15Comments(0)独り言