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2017年01月23日

どんなのでもいいよ…。

一方で、こだわりはない…と言われる方もおられます。


どんな家をご希望ですか?

使いかたとか、こんな部屋が欲しいとかはありますか?

など、何を聞いても「あんまりないんですよ」の返事。

こだわりが強すぎるのも困りますが、

こだわりが無さすぎるのも、計画の糸口を見つけるのが大変なこともあります。





でも、こんな方ってよく話してみると、

形とか部屋の構成や仕上には興味がなくて特別な希望はないんですが、

暮らし方に強いこだわり持っていたりします。


ですから、最初の受け答えは、

ある軸になる暮らし方があって、それが守られていれば、

あとは柔軟に対応するからお任せします…という意味なんでしょうね、たぶん。


だから、冒頭の質問には回答が見つけられないんですが、

どんな暮らし方を考えておられますか?という質問には、

これこれこんな…っていう答えが返ってくる。

で、ひとつ答えが出るとどんどん出てきて、

お気に入りの家具があって、その家具が似合う家にしてほしい…とか、

最初の質問の答えになってもいいような答えが、ちゃんと出て来たりします。


で、答えが出始めると、いろんなストーリーが出来始めるので、

即物的なこだわりを示されるよりもずっとやり易かったりもします。

一概には言えませんけどね。


要するに、新しい家に何を求めておられるのか?で、

私の質問の意味が読み取れないケースがあるということ。

私がちゃんと理解し、ご希望を聞き出すテクニックも必要だということですよね。

ここも、まだまだです。






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タグ :ひとりごと


Posted by アーキスタジオ 哲 at 05:14Comments(0)独り言