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2013年09月08日

宮崎行№16~天安河原

古事記・日本書紀では、
日の神様「天照大神(あまてらすおおみかみ)」が弟君「須佐之男命(すさのおのみこと)」のいたずらに怒り、天岩戸に隠れてしまいます。
天照大神が岩屋戸(洞窟)に隠れると天界・地上界は真っ暗闇となり、多くの疫病・災いが発生し沢山の悪霊が出て神々は大変困ってしまいます。そこで、八百萬(やおよろず)の神々は集まって相談をし、岩屋戸の前に榊の木をたて勾玉や鏡を取付て、天細女命(あまのうずめのみこと)がみだらな格好をしておもしろおかしく踊ります。これを見た神々は大声で笑います。不思議に思った天照大神が顔を覗かせたところ、手力男命(たじからおのみこと)が岩戸を押し開いて連れ出します。岩屋戸には注連縄を張って封印し、入り口を塞いでいた岩の戸を手力男命が投げ飛ばします。漸く天界と地上界は元のように明るくなった…と伝えられています。

ここに出てくる手力男の命が岩戸を投げ飛ばしてるところが昨日の最後の写真。で、昨日も書いたように、この時投げられた岩戸は長野県戸隠に落ちた…と伝えられているそうです。

そして、八百萬の神々があつまって相談したとされるのが、 ↓ ここ天安河原(あまのやすかわら)。



 ↓ こんな川の川沿いの歩道を、



進んで行くと、



徐々に感覚が研ぎ澄まされ、



体も清められていくような感覚を覚えたころ、



その先に見えてきます。



到着するころには心身ともにすっかり清められていて、きれいな心身でお参りしたような、そんな不思議な感覚でした。本当にきれいになってるかはわかりませんけどね。

いろんな山の頂きにあるように、石を積み上げて願い事をすると願いが叶うとかで、辺りは石積みだらけです。

高千穂峡で感じた自然の力とは違った、神秘的な力を感じる空間でした。

私がもっと敏感な人間なら、もっと気の利いた言葉でお伝えすることが出来るのでしょうが、如何せん鈍感なものでこの程度が限界です。

すみません。




アーキスタジオ 哲 一級建築士事務所
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Posted by アーキスタジオ 哲 at 06:23Comments(0)九州の建築と雑記帳