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2013年01月16日

あんまり縁がないけど~ciaopanic南船場店

南船場の南西の端にある ciaopanic南船場店 。

この手の服屋さんには最近すっかり縁がないけれど…いや、商品に縁がないというよりは、こういったお店を見て歩くことが少なくなったからなんだろうな。
ぶらぶらと建築は見て歩くけど、あそこ何のお店だったっけ?って言うことが良くあるしね。

実はここもそう。写真見て"ciaopanic"って調べた。

今度一度覗いてみようかな?
ネットで見る限り、商品はまだまだぜんぜんいけそうなカジュアルだし…。

でも商品はともかく、やっぱりまず気になるのは店構えの方。



リノベーションなんでしょうけど、外壁の外側の亜鉛メッキのフレームと木製ルーバーで、(たぶん)すっかり別の印象の建物になっています。1階の蔀戸を開けた時みたいな庇がおもしろいし、3階のテントのオーニングが外壁の平滑感を払拭してるのもいい感じです。
正直言うと、時間の関係でじっくり観察できなかったんですが、写真で見る限り元の外壁は石。
テントっていう軽い素材で、石の外壁の平滑感を打ち破るっていうアンバランスと、等間隔の窓なのに敢えてオーニングのリズムを変えてるのも芸が細かくておもしろい。



私が仕事を始めた頃だったら、「折角の石貼の外壁がモッタイナイ!」と、諸先輩方からお小言を頂戴してただろうなぁ…と、ふと考えてしまった。
時代の移り変わりを感じるなぁ。時代じゃなくてポリシーの問題かな?
どっちがどう…じゃないけど、石っていう素材の高級感というか価値感というかが、昔に比べると下がってるのは確かでしょうけど、そんなこんなを棚上げして大胆に出来るところがリノベーションのいいところなんでしょうけどね。

でも、ルーバーやパンチングなど、加工することで透けて見える素材を使った、こんな感じのダブルスキンが増えてますよね、最近。
去年UPしたクロスウェーブ梅田だってそうだしね。

窓の位置に関係なくこういった新たな皮を被せてしまうのも最近の特徴。
これって、クロスウェーブの時に書いた簾の底力の応用編ですよね。

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Posted by アーキスタジオ 哲 at 06:26Comments(0)大阪の建築と雑記帳