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2012年10月16日

新旧で違和感がない~長瀬産業ビル

四ツ橋筋に面する長瀬産業ビル。

こちらが旧館 ↓ 。



旧館は、なんとなく学校建築みたい。

そして、こちらが新館 ↓ 。



こっちは、微妙に先日ご紹介した グラマラスmont-bell ビル みたい。(コーナーのR面だけだけどね…)

ふたつ合わせて、 ↓ 。



両者が良く合ってます。

二つの建物は別々に見ると似通った要素はタイルぐらいなんだけど(タイルが重要…?)、二つの建物が並んでもあまり違和感がありません。
これは実にうまいですよね。

そして、以前ご紹介した立体駐車場は長瀬パ-キングといって新館の南側にあります。さすがに、意匠性は若干後退しますが、一連の流れがあるように思います。

これらの一連の建物を見ると大阪の中心部とはいえ、地域に根ざし、街並みをおろそかにしないという意思が見て取れるような気がします。

それにしても、綺麗な空だなぁ。

長瀬産業旧館
所在地:大阪府大阪市西区新町1-1-17
設計者:設楽建築事務所 
竣工:1928年(昭和3年) 
階数:地下1層 地上4階
新館は1982年竣工。





アーキスタジオ 哲 一級建築士事務所
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Posted by アーキスタジオ 哲 at 06:15Comments(0)大阪の建築と雑記帳