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2012年06月28日

ギザギザ手摺って・・・

京阪電車中之島線 のギザギザ手摺ですが、



同じものを京都の 清水寺 で発見し、



今度は北大阪急行(御堂筋線に乗入)の 桃山台駅 でも見つけました。




最初、この手摺は見た目の面白さだけのものかと思っていましたが、実際に使ってみると以外や以外、結構具合がいい。いろんな人に使いやすいユニバーサルデザインだと思います。

この手すりは持つ場所によって力が必要な方向が変わるため、年配の方や握力の弱い方、手摺で体を支える必要のある方などが、自分の力の入れやすい方向、体を支えやすい方向に力をかけることができます。もちろん、すべての条件に対応できるという訳には行かないかもしれませんが、一度使ってみると、通常の手摺に比べて握りやすかったり力が入れやすいのは明確です。

そんなことを考えていて、ふと気になったので調べてみると、
   ↓
   ↓
この手摺が既製品であることをわかりました。
やっぱりか・・・。

ニーズがあったから既製品になったのか、既製品があったからニーズが出たのかはわかりませんが、いずれにせよ、ちょっと気付くのが遅すぎた感は否めませんよね。(;´▽`A``

手摺って既にある建物には当然付いてるものなので、新築とか大改装がないと新しくしないもんね。だから、私は清水寺で発見するまでは、京阪中之島線でしか見たことなかった。
京阪中之島線の開業が2008年。
今まで気になったまま放っておいたからね。
こういう手摺を仕事で使うこともなかったから知る機会もなかったし・・・。
(思いっきり言い訳・・・)

ということで、私がこれ以上書くとすべて宣伝になっちゃうんで、
もっと知りたい人は ↓ のリンク先でどうぞ。
ちなみに、ギザギザ手摺じゃなくて、メーカー的にはくねくね手摺で、それにちなんだ商品名が付いてます。

http://www.qunetto.co.jp/index.html

私の説明よりもずっとわかりやすく、動画で解説してあります。

設置事例を見ると、既にあちこちいっぱいあるんですね。
上の3箇所もしっかり載ってました・・・(^▽^;)。

こうなると、敢えていうべきなのは欠点だと思うのですが、
滑らかさには劣るので、常に手摺に手を沿わせて移動する必要のある方には不便なのと、直線のものに比べると当然材料も多く必要だし、加工が必要な分高くつくのが難点なのかな・・・?。
後者はニーズが伸びれば変わってくるかもしれませんが・・・。




大阪・吹田・千里ニュータウン/アーキスタジオ 哲 一級建築士事務所
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Posted by アーキスタジオ 哲 at 06:15Comments(2)建築独り言