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2012年06月14日

かやのさくら橋

かやのさんぺい橋とは一変して、こっちは開放的な屋根のない橋。
開放感とリズムを時々崩した門型が結構いい感じです。



こっちは千里川の上に架かってます。






柱が直角に等間隔に建ってるのではなく、ランダムに傾くことでリズムに変化がつけられています。遠めにもこれが流動感になっていように思います。これぐらいの太さの丸柱がギリギリ許容範囲だと思うんですが、やっぱり鉄骨の野太さは残っています。この野太さで何かが表現したかったのでしょうか?

両側にある滞留スペースは通過する人の邪魔にならないように柱の外側に配置され、さらに一段下がっているので、とてもうまく出来ていると思います。ただ、この段差の注意喚起のためと思われる球状のオブジェの背が低く、人出の多い時などは視界に入り難いのでとても危ないと思います。
個人的な経験でも、子供を捜して遠くを見ているときに躓きかけたことが2度ほど。大人の影を走り抜けた瞬間にこの球が現れて、躓いて転ぶ子を見たのが数度。一応テッペンには鋲が打ってあって滑りにくくはなってるんですが、それでもこの上に乗っかって、滑って転ぶ子を見たのが数度あります。
乗っかる方が悪いのは確かですが、簡単に乗っかれるものを作る方も悪い。特に子供はこんなところには必ず乗っかります。ちょっと考える余地がありそうです。

 ↑ の写真の向こうの方に「かやのさんぺい橋」が見えます(わからないかな?)。この開放的な橋の続きに、あの閉鎖的な橋が繋がっています。かやのさんぺい橋の屋根の必要性はやっぱりわかりません。




もし考えられるとすれば、かやのさくら橋は1階が通れるけど、かやのさんぺい橋は1階が通れないことぐらい。濡れないで通れる部分が作りたかったのかもしれません。でも、結果的に濡れるのでやっぱり意味がないように思います。
濡れるけど一瞬だからガマンしてね…っていうことなのかな?
簡単な屋根でもいいから建物の入り口まで屋根を伸ばすだけで、意味が生まれるのになぁ。




かやのさくら橋は全体的にはいい感じです。




追伸、カメラの特性がだんだんわかって来ました。
そして、ようやく少し慣れて来ました。(遅すぎる!)
それを証拠に青空がきれいな写真が少しだけ増えたでしょ。
今までのカメラではすべてオートで写していたので、それに甘えていたようです。
このカメラは設定をいじればきれいに写る。でも、いちいち設定かえるの面倒なんですが・・・。
もう少し色々触って、私にとって最適なポジションを探してみます。





大阪・吹田・千里ニュータウン/アーキスタジオ 哲 一級建築士事務所
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Posted by アーキスタジオ 哲 at 06:15Comments(0)大阪の建築と雑記帳