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2012年06月01日

なんで支柱を・・・?

ん?なんか不思議な感じがするなぁ…。



こういったケースでのミラーの取り付け方として、支柱の代わりになる壁がすぐそばにあるので、支柱を立てずに壁付けにするのが一般的だと思います。コンクリートの壁なので支柱よりもしっかりしてるし、壁付けの方が工事が手間も材料も減るので、金額的にも安くつくでしょうから。

でも、この建物はミラーを取り付け易そうな壁がすぐ後ろにあるにもかかわらず、両側ともに壁のすぐ前に支柱を立ててる。(ちなみに隣のビルは同じような状況で両側とも壁付けになってました。…納得)

ミラーがなにかの死角になって見えにくいとか(死角になりそうな感じはしないけどね…)、支柱をなんらかの注意喚起のためにわざわざ立てたなど、支柱を立てるべきなんらかの理由があったのかもしれません。この取り付け方がなんら悪い訳ではありません。

でも、ちょっと不思議な感じがします。

変わったことがしたくて敢えてそうする場合を除いて、見る人に違和感を感じさせないことも建築の重要な要素のひとつなのかも知れませんね。

まぁ、今回のようなケースでは建築携わってる人以外に気にする人はいませんけどね…。




でもね、こんな些細なことでも場合によっては結構重要だったりするんですよ・・・。




大阪・吹田・千里ニュータウン/アーキスタジオ 哲 一級建築士事務所
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Posted by アーキスタジオ 哲 at 06:15Comments(0)建築独り言