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2011年08月31日

りんくうゲートタワービル







いまさら言い尽くされた話を蒸し返すつもりはありませんが、

片方のビルが中止になったときに、

こっちのビルを考え直すと言う発想はなかったのでしょうか?



この写真を見るだけでも、反対側に建物の絵を描きたくなります。



 ↓ ボリュームだけですが、どうでしょう。



  
タグ :建築散策


Posted by アーキスタジオ 哲 at 21:36Comments(0)大阪の建築と雑記帳

2011年08月31日

j・pod工法見学会

地域産杉材を構造材として使用した環境にやさしい新しい耐震構造…ということで、

j・pod工法を採用した現地見学会があったので参加した。



P1040955_R.JPG



P1040939_R.JPG



P1040948_R.JPG



簡単に言えば、ロの字に組んだ36*180フレームを背中合わせにし、

@455で5フレームまたは7フレーム並べたものが1ユニット。

その組み合わせで、空間を作るというもの。

詳しくは ↓ 参照。



http://www.jpod-eng.com/index.html



材積が在来の1.5倍程度になるというから、

単純に躯体だけでローコストにはならないらしいが、

たとえば、最後の写真で見られるように、

フレームを現しにして本棚に利用するとか、

フレームだけで荷重を保持できるから、壁を作らないことも可能。

そういった工夫でローコストは実現できるのでは…と。



運営については、現在精査中とのことだったが、

広く普及させる意図から、フランチャイズ制などの制限を設ける予定はなく、

工法は自由に利用できるらしい。

特許をとっているらしいので、その取り扱いは協会に確認が必要。



確認申請は、4号特例ありなら通常の壁量計算で可。

壁量が足りない場合でも、限耐計算でOKになるが、別途構造設計が必要になる。

また、ロの字を上に重ねることも可能。



寸法的な制限やフレームを現しにしたときの意匠性など、

現状では制約もあるが、対応も可能。

正方形の広い空間は苦手分野だが、

長屋のような長方形建物や長方形の組み合わせ向き。

特に梁間方向にも壁が不要なので筒状の空間が造りやすい。(前述限耐計算は必要)



あと、明快なのがいい。

私としては十分に可能性を感じました。









木造住宅の耐震設計―リカレントな建築をめざして  


Posted by アーキスタジオ 哲 at 20:52Comments(0)建築独り言