PR広告

  

Posted by at

2011年08月10日

東京

東京へ行ってきた。

3年ぶりぐらいかな。



東京も暑くて溶けそうだった。

聞けば、東京の人でも今日は「暑いあなぁ!」と

つい出てしまう暑さだったらしい。



大阪では今クマゼミが真っ盛りである。

というか、ここ数年ほとんどクマゼミの声ばかりで、

アブラゼミもいるにはいるが影が薄い。

お盆のあたりからなき始めたツクツクボウシもほとんど聞かれなくなったし、

子供のころでさえあまりいなかったニイニイゼミなど、ここ数年見たことがない。



子供のころはアブラゼミが主流で、少ししてクマゼミ、最後にツクツクボウシだったのに、

いまや最初から最後までクマゼミ、時々アブラゼミ、最後に稀にツクツクボウシである。



もともとクマゼミはもう少し南に分布していたらしく、

温暖化の影響で徐々に北上しているとのこと。

そんなところにも温暖化の影響があらわれ始めているようだ。



そんな夏の風物詩が東京では少し違った。

暑く手暑くてとけそうだったがガ、

ふと気がつくと

耳から入ってくる音が違う。



アブラゼミの「ジー」という声やクマゼミの「シャシャシャ」と言う、

暑さを助長するかのような声が聞こえない。

変わりに耳に入ってくるのは「ミーンミーン」。

大阪ではほとんど聴くことがないセミの声。

なるほど、東京ではミンミンゼミなんだ…と思った。



思い過ごしかもしれないが、

ドラマでよく聞くセミの声と言えばミンミンゼミ。

それが南の島の灼熱を表現するときにはクマゼミの声になる。

…のような気がしている。

クマゼミの声は聞きなれているが、

ミンミンゼミの声は聞きなれていないので、

耳に残るだけかもしれない。

また、東京の人にとってはミンミンゼミの泣き声が暑さの象徴なのかもしれない。



でも、灼熱の東京を歩いてみてそんな風に思った。  


Posted by アーキスタジオ 哲 at 22:58Comments(0)独り言