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2012年08月16日

すっきりとした重厚感の~日本キリスト教団大阪教会

ヴォーリズの大阪教会。
ちょっと投稿に間が空いちゃいましたが、この間の「錦戸」はこの並びにあって、この教会の写真を撮りに行った時に見つけました。

すっきりとした重厚感の~日本キリスト教団大阪教会
すっきりとした重厚感の~日本キリスト教団大阪教会

レンガの色かな、色邑かな…による重厚感がいいです。
このレンガの色に対する、薔薇窓の白もいいですね。
正面入り口の両サイドの壁のレリーフ積がよく効いてます。

尖塔の頭部も素敵。
アーチの開口の上の二つの円の模様はなんか意味があるのかな?

単純な形に奥ゆかしい装飾に謙虚さを感じます。
そんなところが大好きです。

すっきりとした重厚感の~日本キリスト教団大阪教会

全景。
真っ赤なカラーコーンがものすごく主張してる・・・。

すっきりとした重厚感の~日本キリスト教団大阪教会

これがレリーフ積みのところ。

すっきりとした重厚感の~日本キリスト教団大阪教会

尖塔があまりにも奥まっていて、見えにくいのが残念。
昔は周りがもっと低い建物で、目立つ存在だったのかもしれませんが・・・。

手抜きする訳ではありませんが、実に簡潔にわかり易くまとめてあったので、以下の紹介文を「日本キリスト教団大阪教会」のホームページより引用させていただきます。

『大阪市西区江戸堀に立つ現教会堂は、近江兄弟社の創立者で、熱心なクリスチャンであったアメリカ人建築家ヴォーリズの代表作の一つです。
1922(T.11)年に建造されました。

1995(H.7)年の阪神・淡路大震災により半壊しましたが、8ヶ月に亙る復興工事の末、無事復興することができました。1996(H.8)年には文化庁の登録文化財制度発足に伴い、登録文化財となりました。

ロマネスク様式のクラシックな赤レンガ建築で、重厚なアーチや尖塔、切妻屋根、美しいバラ窓(円形飾り窓)など多くの見所があります。』

改めて言っておきますが、
決して手抜きした訳ではありません(言い訳がましい?)。
私の文章より説得力があると思ったから引用させていただきました。


日本キリスト教団大阪教会
所在地: 大阪市西区江戸堀1-23-17
設計: ヴォーリズ建築事務所
竣工: 大正11年(1922年)
施工: 岡本工務店
構造: 鉄骨・煉瓦・コンクリート混合造
国の登録有形文化財





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Posted by アーキスタジオ 哲 at 06:15│Comments(0)大阪の建築と雑記帳
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