2012年07月03日

本家本元の建仁寺垣

花見小路へ向かう途中で立寄った建仁寺。

本家本元の建仁寺垣

花見小路側の門から入ります。

本家本元の建仁寺垣

そして、 ↓ が本家本元の建仁寺垣。

本家本元の建仁寺垣

わかりやすいように、名札付き ↓ 。(^▽^)/

本家本元の建仁寺垣


最近は某メーカーの擬竹製品がすっかり市民権を得て、建仁寺垣も有名になりました。

本家本元の建仁寺垣

建仁寺垣と言う名前は知らなくても ↑ のような塀垣を一度は見たことがあるのではないでしょうか?

でも、 ↑ の建仁寺垣はいつまでも新しすぎる。
良いか悪いか、好きかきらいかは別として、この色褪せた感じが「本物」を物語っているように思います。
新しくしたときの美しさ、ちょっと色あせ始めた頃の味、古びて色の抜けた頃の時間の重み。そんなことまでも感じ取れるのが自然素材の良さだと思います。
偽者は退化はするけど、自然素材のように上手に年をとってくれません。

・・・が、 ↓ が古竹タイプ。

本家本元の建仁寺垣

上の真新しい感じではあまりに新しすぎて偽者っぽい・・・という声を生かして、「ちょっと色あせ始めた頃の味」が表現されています。

だんだん似てきます。

偽者には偽者の意地がある。うまく年はとれませんが、最初から年をとた風に見せることはできますよ。
・・・といったところでしょうか?

ちなみに、他にもいろんなが竹が選べますので、
うまく使い分ければいいと思います。


ところで、建仁寺の鐘楼。

本家本元の建仁寺垣
陀羅尼の鐘


なぜ、壁で囲ってあって、鐘突き棒が出る穴だけ開けてあるのでしょか?

鐘を突くときは、扉を開けて中に入って突くものと思われます。
他ではあまり見ない形なので、ちょっと不思議な感じがします。


建仁寺
所在地:京都市東山区大和大路通四条下る小松町





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Posted by アーキスタジオ 哲 at 06:15│Comments(0)京都の建築と雑記帳
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