2011年10月25日

新スタジアム

ガンバ大阪の新スタジアムの建設地がようやく万博に決定したようだ。
長くかかった上にまだまだ資金という障壁があるため、この先も一山もふた山もあるだろうが、
建設地が決まったことでまずは一段落といったところか。

ちなみに、建設地は決まっていなかったが、すでに競技場のプロポーザルが終了し、
競技場の計画は竹中工務店案で決定している。

新スタジアムの完成予想図は
     ↓
http://www.field-of-smile.jp/stadium/index.html

私の個人的な意見でいうと、吹田市が決断してくれてほっとしている。

そもそもエキスポランドがああいう形で閉園したのもあって、
万博公園全体で見れば格好の話題になると思っていた。
(話しが出てから時間が経ってしまったけど…)
吹田市がOKせず、茨木市や高槻市にガンバが移転するということになれば、
吹田市はあとで後悔することになるのではないかと思っていた。

所有権の問題がいろいろあるので簡単ではないだろうが、
今回の建設予定地も、
現在ガンバのクラブハウスのある万博南側などという中途半端な場所ではなく、
エキスポランド跡地にドーン!と建てて、
総合スポーツ公園の核として位置づけてしまえばいいのに…と思っているぐらいだ。

今の建設予定地ではモノレールの駅から20分ほど歩く必要があるが、
エキスポ跡地なら、万博公園駅の目の前である。
中央環状線や中国自動車道からも建て方によっては見えるため、
新スタジアムをアピールするには格好の位置である。
エキスポランドのイメージを早く払拭するためにも、
そんな大英断が必要だと常に思ってきた。

自然文化園の森の再生とスポーツによる人間の身体の健全化・健康化を公園の主旨として、
クリーンなイメージを演出することで、新しいイメージが創造される。
そのための大英断だ。

エキスポランドがこのまま廃墟化していくのを見せ付けられているのはなんとも痛々しい。
亡くなられた方のことを軽視している訳ではないが、
何らかの形で公園の一部として残る以上は、
健全な形で早期に生まれ変わることが必要だと思っている。

だが、独立行政法人「日本万国博覧会記念機構」の廃止が事業仕分けで決まり、
国がその資産を継承する大阪府との間で、その賃料でもめているという状況では、
そんなことまで期待できない。

まずは、万博に決まっただけでも喜ぶことにしよう。



ガンバ大阪20年史―GAMBA OSAKA History Book 1991-2011 (B・B MOOK 764 スポーツシリーズ NO. 635)



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Posted by アーキスタジオ 哲 at 09:31│Comments(0)独り言
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