枝葉末節～アーキスタジオ哲 一級建築士事務所のブログ～

  

ビルの外壁が木板の簓子下見板張りになってます。



意匠的にいいのか悪いのか…と聞かれたら、



悪くはないけど、いいとも言い切れないな。



私としては、そんな印象です。



木板貼のコンセプトには共感できますけど、
ちょっと消化不良な感じが否めません。

ビルのグレード感としてどの程度を目指していたかにもよるんですが、高級感が感じられないのがちょっと…。もっと規模が小さなビルだったら印象は変わってたような気がします。

あっ、あくまでも個人的な感想です。

以前ご紹介した大阪木材会館も、同じような感じで木板が張られています。あちらは「ヒートイランド対策」というコンセプトがもっと前面に出ていましたし、既存建物のリノベーションですけどね。

それと、あっちの方が板張りがランダムで面白かった…かな。

第15長谷ビル
所在地：京都市中京区烏丸通四条上ル笋町688
設計：一級建築士事務所河井事務所／㈱大建設計
施工：鴻池組
竣工：2008年




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