PR広告

  

Posted by at

2013年10月31日

空堀界隈の続き~共同井戸と祠

路地沿いに住む人たちによってコミュニティが形成されます。井戸が掘られ、水という生活に欠かせないものの存在で、そのコミュニティがどんどん強固になっていきます。
人が集まると信仰心も芽生え、祠が作られます。何が祀られるかはそれぞれなぜ作られたか…等で違ってくるのでしょうが、お地蔵さんやお稲荷さんが多いかな?
井戸も祠も古い町並みでは珍しいものではありませんが…。



朱色の鳥居が比較的色目の少ない長屋の並びのなかで、すごくいいアクセントになっています。
いろんな色が繁殖してきている今でもそうなんだから、昔はもっと際立っていたんだろうなぁ。



と、思っっていたら ↑ こんな風に地味に佇む祠もあったりする。
地味に佇んでるんですが、しっかりとその存在を主張しています。
馴染みながら主張するという神業です。

そして比較的最近整備された井戸 ↓ がところどころに…。



たぶん今は飲用には使ってないんだろうけど、路地文化と自分達のコミュニティを大切にしてるのが伝わってきますね。
これらの井戸も、ホープ事業の補助を受けて改修したんだと思います。



 ↑ の写真は、別の路地から井戸を見下ろした写真です。本当はちゃんと撮りたかったんですが、この路地に出るにはかなり回り込む必要があって、相当歩いた後だったので断念しました。ごめんなさい。




アーキスタジオ 哲 一級建築士事務所
~大阪・吹田・千里ニュータウンにある建築設計事務所です。
~あなたの建てたい建築のことについてじっくりお話しましょう。
~建築・住宅設計のご相談から雑談まで、まずはお気軽にご連絡ください。

email:archi_tetsu@osaka.zaq.jp
URL:http://www.archi-tetsu.com
blog:http://astkim.citylife-new.com
Photo album:http://archi-tetsu.blogspot.jp/
facebookpage:https://www.facebook.com/archi.studio.tetsu
  


Posted by アーキスタジオ 哲 at 06:20Comments(0)大阪の建築と雑記帳