枝葉末節～アーキスタジオ哲 一級建築士事務所のブログ～

  

保存っていう言葉を辞書で引いてみました。

私が中学生の頃から使っている古い辞書には、
「いつまでも保って失わないこと。維持すること。現状のままにしておくこと。」
とありました。



この保存の形は、「保存」っていう意味にあってるのでしょうか？
まさか、辞書が古いから言葉の意味が変わったってことはないですよね。





例えば「保存」と言う名目を抜きにして、単純に意匠的なことで考えてみても、



低層部の古い外壁部分と上層部のカーテンウォールの立面的なバランス・色・上下の接続部分など、どれをとってもなんでこうなったのかな？…と思ってしまいます。なんとなく、常に違和感が伴うというか…。
組み合わせることでプラスに働く結合も多々ありますが、この建物はどうみてもプラスには働いていないような気がしてなりません。

どうしてこんなことに・・・。

あくまでも、個人的な感想ですけどね…。


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