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2012年10月11日

日本一小さい家~柳田国男生家

先日の福崎町のシリーズのつづき、柳田国男生家。

シリーズの途中で日野町の古民家の勢いに押され、投稿漏れし、忘れてしまっていたことに気がついたので今日書いた。
こんな事は書かなくても、わかる人にはわかるし、わからない人にはわからない内容なんだけど、わかる人にわかってしまうことが嫌なのでちょっと言い訳しておく。

で、柳田国男の生家。
間口5間半で、田の字プランに土間があるこのあたりの標準的な農家の間取りのようです。





4.5畳二間、3畳二間の田の字プラン。



柳田国男は「故郷七十年」のなかで、「私の家は日本一小さい家だ。」といい、しかも「この家の小ささという運命から、私の民俗学への志の源を発したといって良いのである。」と言っているそうです。
実際に見るとそれ程狭いという印象は受けませんが、この家には両親と兄夫婦、本人と弟二人の計7人が住んでいたらしく、それを考えるとかなり狭いですね。

でも、この狭さが原動力になった。

私を含めた今の日本人にかけているものの底力を感じます。

柳田国男生家
所在地:兵庫県神崎郡福崎町西田原1038-12





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Posted by アーキスタジオ 哲 at 06:15Comments(0)兵庫の建築と雑記帳