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2012年07月10日

橋下反対集会の日だった「大阪市中央公会堂 vol.2」

<昨日の続きです。>

昨日の続きですが、いきなり全く関係ない話から入ります。
先日、ユニバーサルデザインとは?バリアフリーとは?・・・と娘に質問されました。彼女は家庭科の試験勉強中。
改めてそう聞かれるとなかなか言葉にならないけど、なんとか意味は通じてクリア。今は、年配や身体の不自由な人のためのバリアフリーの考え方から、すべての人にやさしいユニバーサルデザインに考え方が移行している・・・そうです。

次、技術の勉強。
「キャビネット図ってどうやって書くの?等角図の方はわかるんだけど・・・」と。
キャビネット図?なにそれ?等角図?ん?・・・娘の方が「???」
教科書を見ると、等角図というのは等角投影図法、キャビネット図は斜投影図法で描かれた図のことのようです。
そもそも、図学を習ったのは大学一年の前期。すでに30年近くが経過しているし、中学の技術でも習ったけどそれは更に昔。それ以降は図法の名前なんて意識することがないからすっかり忘れています。仕事では、図法がどうのより、如何に立体をわかり易く2次元で表現するかの方が大切ですからね(言い訳・・・)。まぁ、図法の名前は知らなくても参考例を見れば図は簡単。ここもなんとかクリア。
勉強になりました。


話を戻します、というか、本題を始めます。
先の大改修工事では、ユニバーサルデザイン(このひとことのための上の前置きです・・・)ヾ(・・;) の観点からの改修も含まれました。エレーベータとか、スロープとかそういった類の諸機能の設置ということですね。





設置されたエレベーターですが、台数が少ないので大きな集会の時には大変混み合います。しかし、利用階が3階だから階段でいいや・・・と安易に階段を上がるのは避けてください。階高があるので後悔することになります。実際、私は後悔しました。2階にすらなかなか到達しません。ちょっと大袈裟か?でもそんな気分でした。私だけかな・・・。

これは以前に撮った夜景。




夜のライトアップがとてもきれいです。(前にも投稿しています。)

最後にル・ポンドシエル ビルの近く、天神橋の西側からの遠景です。



上の影は阪神高速。手前の橋は難波橋(ライオン橋)。川は土佐堀川です。
屋根が見えるのと、4つの塔が視界に入ることで、ずいぶん印象が変わります。


大阪市中央公会堂
設計:岡田信一郎・辰野片岡建築事務所
構造・階数:鉄骨煉瓦造、地下1階地上3階建
竣工:1918年
所在地:大阪市北区中之島1-1-27



最後に、
私が写真を撮っていると、集会参加者の数人の方からかなり鋭い視線を浴びせられました。まさしく浴びせられたと感じるほどの視線でした。よくある自分の方にカメラを向けられていることに対する抗議ではなく、もっと敵対的な視線です。
私はなるべく近距離で人物が入らないように気を使いながら、公共の建物の写真を撮っていただけです。それなのに、なんであんな視線を浴びせられたのでしょうか?
そんな思いを昨日今日のタイトルに、ちょっとだけ込めました。




大阪・吹田・千里ニュータウン/アーキスタジオ 哲 一級建築士事務所
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Posted by アーキスタジオ 哲 at 06:15Comments(0)大阪の建築と雑記帳