枝葉末節～アーキスタジオ哲 一級建築士事務所のブログ～

  

某所からの箕面市萱野あたりの写真。
先日の涓泉亭（萱野三平旧邸）はこのあたりの一角にあります。

さすがに箕面、のどかです。

（クリックすると拡大します）

畦道をランニングしている人が数人いました。ほんの短い間に数人です。たくさんの人が走っているんだと思います。気持ちよさそうでした。

少し上に振ると、



ずっと前から気になっていたんですが、
なんだ、あの巨大なマンションは・・・。

引いてみると、



やっぱり、なんだあのマンションは・・・。

箕面の滝方面に車で登って行くときにあのマンションのそばを通るのですが、大きさに圧倒されます。なんでこんなところにこんな巨大なマンションを建てたんだろう？って思います。住んでる人は見晴らしが良くて気分がいいのでしょうが、反対側から眺めた時の事も考える必要があるんじゃないかと思います。住人には関係ないですが・・・。

ただ、理想と現実が違うのも確か。法的に可能な範囲で最大の面積を確保したいのがデベロッパーです。施主の思いを形にするのも設計事務所の仕事だとすると、私がもしこの仕事を受注していたとしても同じような結果になっていた可能性が否めないため、強くは言えません。

そのための法整備だと思うんですが、隣接市に比べて建築時の手続きがうるさくて煩雑だと有名な箕面市でなんでこんなことになるんでしょうね。



右側に見えるマンションもでかいけど、色が落ち着いてるから目立たないように、色のトーンを落とすだけでもかなり違ったのにね。
でも、周りと比べるとスケール感が違いすぎるし、ズドン！と壁がそそり立ったような形状だから、のれんに腕押しかな？

ちなみに、箕面の滝道のあたりは「明治の森箕面国定公園」です。
このマンションが建っているところは公園まで直線距離で400～500ｍだと思います。
この距離が盲点だったんだと思います。

どうやっても目に付いてしまう巨大マンションなのですが、
そのまま視線を左に移すと山の中腹ぐらいに天理教、その山の頂辺りにみのお山荘、その左下にレンガ造りの箕面浄水場が見えています。



みのお山荘は、もう２０年程前ですが、一度だけぼたん鍋の宴会に行ったことがあります。そこそこいい雰囲気だったような記憶があります。当時とは随分変わっているでしょうから、一度ランチにでも行ってこようかな。でも、ランチやってるのかな？

この位置から見ると、浄水場はいい場所に建ちすぎじゃないのかな？
ワイナリーとか、そんな風に見えなくもない、とてもいい感じに見えてます。
あくまでもこの写真でのはなしです。

明日につづく。

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