枝葉末節 › 古民家再生協会

2017年09月23日

平成の大工棟梁検定 番外編

今回の大工棟梁検定は、

近畿職業能力開発大学校の施設をお借りして開催されました。



この先の12会場での検定も、

各地の職業能力開発大学校の施設をお借りして開催されます。


ですから、当然学生さんもおられます。

ちなみに学生さんも受験可能です。


今回は残念ながら受験者に学生さんはおられませんでしたが、

実技検定中に学生さんが見学に来られました。



学生さん達の無垢な好奇心に接すると、



ついつい親方衆の説明に熱が入ってしまいます。





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2017年09月22日

きっかけ

緊張して、練習ではもっとうまくできたのに…。

墨付けのとき、手が震えていた。


先日開催された、

平成の大工棟梁検定を受験した若い大工さんの言葉です。






座学では、受験者の方たちの緊張感を前にし、

講師にまでその緊張感が伝わってくる。






実技検定が始まる前には、

受験者は当然として、検定員も同じ様に緊張している。





少し身体を動かすとその場の雰囲気にも慣れる…というか、

動いていることで気がまぎれる…ということもあるのでしょうが、

静まり返ってた雰囲気と張り詰めた空気は、

緊張を増幅させる以外の何物でもなく、緊張感はMAXに…。





そんな半端のない、また普段とは全く毛色の違う緊張感のなかだから、

練習通りにできなくて当たり前だと思います。


受験者の方々の本気度は当然、検定員にも伝わり、

検定修了後はかなりの時間をかけて、



採点結果について議論していました。


技術論や人材育成論はいろいろあるのでしょうが、

「楽しかったです。」

という感想が印象に残っています。


プレカットに慣れ、普段手刻みをに接することが少なくなった大工さんが、

緊張して、思うようにいかなかった実技検定後の感想が「楽しかった。」です。


彼らは、ご自身の腕を上げる機会、磨く機会に飢えているのかもしれません。

そんな気がしました。





伝統工法や手刻みを意識するいいきっかけになれば、

裾野も広がるのではないでしょうか。


受験者の皆さんお疲れさまでした。

いい結果が出ることをお祈りしています。


そして、この検定の結果にかかわらず、

今後たくさんのいい経験を積んで、

立派な棟梁に成長して戴けることを期待しています。





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2017年09月21日

…だったらどうする?

古民家を再生し、現代生活に合わせて住み易くする。

これはあくまでも大原則。





でも、既に住人を失っている空き家古民家ではそれは叶わず、

利活用ということを考えないと、あとは解体されるのを待つだけ。


で、今まではそれが宿泊施設になったり、古民家カフェになったり…

という利活用が圧倒的に多かった。


しかし、成功している活用事例を冷静に見てみると、

巨額の費用を投入して客を呼べる施設にしていたり、

新たに集客を考える必要もない観光地だったり、

目玉にしようとしていた「モノ」がたまたま「当たった!」

というところだったりします。


逆に失敗した事例では、集客要素がない地域にもかかわらず、

中途半端に投資して、中途半端に改修して、全てが中途半端になって、

目玉にしようとしていた「モノ」があったとしても、

いっさい人気が出なかった…といったところでしょうか。


それでは客を呼べないし、失敗は目に見えている。


だったらどうするか?

…ということを考えてこなかったのが原因。


先日の古民家ツーリズム勉強会では、



各地の事例の「だったらどうする?」の、

考え方、失敗談、苦労話、今後の展開…などをが語られました。



安易な発想が成功する確率が、

限りなくゼロに近いということを改めて勉強させていただきました。


あたまに浮かんでいるキーワードをじっくり考える必要がありそうです。





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2017年08月13日

玉野市での伝統耐震診断 2

そんなこんなで現地到着。




少しばかり周囲の状況を確認させていただいたあと、

早速、準備にかかりました…が、

現地では既にテントや作業用のテーブルまで用意されていて ↓ 、



測定前の下準備は完璧に整えられていました。

ありがとうございました。


…ということで機器をセット ↓ して、






測定開始。

問題なくデータを取ることが出来ました。

みなさんご協力ありがとうございました。


古民家インスペクションでお伺いして、

クライアントとお話しさせていただくと、

古民家鑑定と床下診断と伝統耐震診断の

3点がそろっていることの重要性をひしひしと感じます。


結果は良いに越したことはないのですが、

万全ということはほとんどなく、

クライアントもある程度は想定の範囲内です。

だから、むしろ結果よりも、現状が把握できたことの喜びが

伝わってくることが多い気がしています。


追伸。

さて、帰り道。

宇野駅まで送って戴いて、来た道を引き返すのですが、

この日はこの近辺のあちこちでお祭りがあるらしく、

電車にどんどん人が…。

茶屋町での乗換え以降はさらに加速し、

満員電車…とはいいませんが、それに近い状態で岡山駅まで。

まさか、ローカル線で混雑列車に乗ることになるとは…。


嵩高い耐震診断機器を転がしている状態でしたので、

私の近くに乗った方には申し訳ない気持ちで一杯でしたが、

私にはどうにもできませんでしたのでご了承ください。


新幹線に乗り換えて、ようやく一息つけました。






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2017年08月12日

玉野市での伝統耐震診断 1

岡山県玉野市での古民家インスペクション。



古民家鑑定と床下診断は既に済んでおり、

この日は私が担当する伝統耐震診断のみの実施です。


まずは玉野市へ。

新幹線を岡山で降り、マリンライナーを介して、



大阪の人には聞き覚え、見覚えのあるこの駅 ↑ で、

最後のローカル線に乗換。


このところ、なんだか乗ることが多くなった単線です。


ところが、この日はなんだかいつもと違う雰囲気が…


いつもなら、乗りかえると余裕で座って行けるはずなのに、なぜか満席。

しかも欧米人が多いようで完全アウェイ感。

だって、この ↓ 雰囲気ですよ。



どこかで何かが間違ったような感覚にとらわれても仕方ないでしょう。


で、なんとなく解せないままに




 ↑ こんな景色を抜けで終点であり目的地である



 ↑ 宇野駅に到着。

で、話を聞くと、


宇野港 (トリップアドバイザー提供)

 ↑ 直島行きのフェリー乗り場があるらしい…です。

そういえば、

今や欧米人は東京か京都か直島か…という勢いぐらいに直島に行きたがっている

…という話を聞いた記憶が…

話が繋がりましたが、これほどまでとは…。


終着駅で私とともに2両編成列車から降りた外国人の方々は、

当然のように一つしかない改札に並びます。

そしていちいち不足金額を支払ったりで時間がかかります。

並んでる間にトイレに行きましたが、

帰ってきてもあまり進んでいませんでした。


人の賑わいは最大の活性化なので歓迎すべきではありますが、

基本的にはここは通過するだけなので、

その恩恵に預かれないところもつらいところのようです。


…ということで、

ここからはお迎えの車に乗せていただいて現地に向かいました。





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2017年08月09日

京都の古民家インスペクション

京都市内で行った古民家インスペクションは、

緑に包まれたロケーションにある、



昭和59年以前に移築された古民家でした。


真夏の暑さの中でも、それほどの暑さを感じずに、

インスペクション作業が出来ました。

とても心地のいい建物でした。


夏場の冷房はあまり必要ないかもしれませんが、

反面、冬場はちょっと心配かも…。





古民家の良さを生かしながら、現代風に改装もされていて、

とても好感の持てる建物でした。


問題が全くなかった訳ではありませんが、

その問題点を見極め、処置が必要な時に処置することが大切です。


インスペクション後、少しお時間を戴いて、

報告書が出来る前のあくまでも、速報、印象…ということで、

依頼者の方といろいろお話しさせていただきました。


見えなかったものが見えてくる安心感にご納得いただき、

とてもよろこんでいただけました。

古民家だからこその、

インスペクションの重要性を再認識して戴けたと感じています。





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2017年08月02日

心地よさを体現する

すこし時間が経ってしまいましたが、

先日の伝統耐震実技講習は東京都内での開催。

東京都内といっても、五日市線。単線です。

東京とは思えないロケーション。



前日の古民家鑑定実技講習からの前乗りで、

比較的近くに宿泊していたのもあったのですが、

どこかにあると期待していたコーヒーで時間をつぶすところが見当たらず、

早く着き過ぎました。

東京でのこの状況は想定外でした。



で、この日は ↓ こんな古民家。



オーナーの熱烈な歓迎を頂戴し、講習を受講させていただきました。



一つ一つの進化を頭にたたき込みながらの勉強。

常に自分自身も進化させないと、付いて行けなくなりそうです。


勉強の後は、楽しい見学の時間。

生活感のあって、親近感が沸く、いい古民家です。



心地よさとは、住環境的な心地よさもありますが、



こういった親近感やオーナーのお人柄や

その古民家に対する愛情から伝わる心地よさもある訳で、



ここは、両方を合わせ持ったいい気持ちいい古民家でした。



曇りがちならではの蒸し暑さを感じる天候を吹き抜ける風が心地よく、

裏山に鎮座する神様も、



とても神秘的で、

堪能させていただきました。



間違わないでくださいね。ここは東京です。


本当に、お世話になりました。ありがとうございました。





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2017年07月29日

レベルアップ

沢山の古民家を見てきても、

すべての古民家の状態はそれぞれに違うし、

そのコンディションも違います。

見るだけ、表面に触れるだけではわからないこともたくさんあります。

それでも結局は、たくさん見る以外に目を養う方法はありません。

先日の古民家鑑定実技講習では、



そんなとを再確認した気がします。



37℃の酷暑の中でも、

少し高台の絶好のロケーションを吹き抜ける心地よい風を感じ、



ヒマワリ越しのお迎えの古民家が見える風景に癒されながら、

沢山勉強させていただきました。


自分ではわかりませんが、

少しづつはレベルアップできていることを願いつつ・・・






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2017年07月22日

反省

住教育セミナー in 京都 でお話させていただきました。

「地震とすまい」をテーマに、



出来るだけわかり易く紐解いていく予定でしたが、

余計にもつれてしまったかもしれません。


原因は、把握しています。

ひとかけらでもなにかをつかんで帰って戴きたい。

そんな思いが強すぎたのもあるかもしれません。


でもやっぱり、

下手なのに努力と準備を怠ったことに最大の原因があるのでしょう。





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2017年07月20日

今日から住教育セミナー

今日からの「住教育セミナー in 京都」を前に、

最終の準備会議。



こんなもの ↑ まで飛び出して、

なにやら、目が離せない感じになってきました。


で、打合せのあとは、



このお店 ↑ で、

珍しくしっぽりとした懇親会。

しっかりと英気を養いました。


今日から、4ヶ所で計13の

「住」や「くらし」をテーマにしたセミナーが開催されます。



興味のある方、お近くの方、たまたまお時間のある方、

通りがかりの方でも…、

お気軽にご参加ください。

もちろん無料です。





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